宗教法人・生長の家は、先月(6月)9日、「与党とその候補者を支持しない」と題し、「日本を再び間違った道へ進ませないために安倍政権の政治姿勢に対して明確に『反対』の意思を表明」するとした「今夏の参議院選挙に対する生長の家の方針」を発表しました。
これを受け、同じく宗教法人・立正佼成会は生長の家のこの見解に「賛意を表します」の文書を発表、その後の21日には、「私たち日本人は、先の大戦で『剣をとって起(た)つ者は剣によって滅びる』という人類普遍の真理を学びました。犠牲となられた多くの人々は、その尊いいのちと引き換えに、私たちに、『国民主権』『基本的人権の尊重』『平和主義』という精神に立つ日本国憲法を遺してくださいました。戦後の歴代政権はその精神を尊重し、日本を平和と繁栄に導いてきたのです。ところがいま、その根幹が崩れようとしています」といった内容の声明「私たちの切実」を発表しています。
また、生長の家は翌22日、「憲法改正を急ぐ『おおさか維新の会』、および安保関連法案に賛成した政党(自民党、公明党、日本のこころを大切にする党、日本を元気にする会、新党改革)とその候補者を支持しないことを表明します」とする「方針(その2)」を発表しています。
安倍暴走政治を止めるための動きの広がりです。
別件ですが、「ソウル在住の方のブログで、28年前、神奈川の創価学会婦人部が作成したという、憲法九条の大切さを訴えるマンガが紹介されています」と書いたブログがネット上で話題になっています。 最初にマンガを紹介したブログでは「僕に平和憲法を教えてくれた公明党はすでに、その正反対の憲法違反を押し進める側になってしまいました」と書いています。きょうの「しんぶん赤旗」が紹介しています。
すべての創価学会員が学びなおしてほしい、と私も思います。
(真ん中の生長の家の記事は6月29日付、前後の2つの記事はきょう付けの「しんぶん赤旗」)