県議団会議があり、午前中は原発問題福島県連絡会代表の早川篤雄さん、副代表の伊東達也さん(原発問題住民運動全国連絡センター筆頭代表委員、元福島県議)に来ていただいて、原発震災から1年半たった現時点での現状と課題について意見交換しました。
午後は県議会の海外行政調査報告書編集委員会に出席。今週月曜日までに視察団全員から「本県行政の課題と提言」が寄せられ、報告書にまとめるにあたり、視察先で聞いた文言などの表現を含め、協議しました。来週の視察団全体会議までにまとめる方向が確認できました。
控え室にもどり、県議団会議の続き。9月県議会での代表質問の検討です。
途中、「復興交付金」について担当部署に来てもらい、レクチャーも受けました。
この交付金は「著しい被害を受けた地域の復興地域づくりに必要となる事業」が対象で、ハード事業が中心になりますが、原発震災というかつてない被災地として、一人ひとりの生活と生業を再生・再建する国策としての対策は、いまだ不十分というほかありません。
その根底に、国策とこれに付き従うばかりの県行政の福島県民に対する真剣な謝罪も反省もない国と県の姿勢があるのではないでしょうか。