きのう、福島市からいわきへもどる車中で、参院決算委員会の質疑をラジオで聞いていました。
大学で4年間お世話になった井上さとし議員の質問での出来事に私はびっくりしました。
井上さんも「重大な答弁だ」と語気を荒げていました。
井上さんは、関西電力大飯原発(福井)3、4号基のストレステストを原子力安全・保安院が「妥当」としたことを追及したのです。
枝野経産相が何を言ったかと言うと、「妥当としたのは、定められた手順どおりに行なわれていたということであり、ストレステストをやったから安全性が確保されるわけではない」。
これまで政府は、福島原発事故後、原発立地自治体に対し、「ストレステストで安全性が確認されたら再稼動を」と言っていたのです。
これでまた、民主党政権が自分で何をしているかがわからない、国民にとっては危険な政権であることが明らかです。
写真は今年1月30日に福島第一原発を視察した際に撮影。