けさのNHKニュースは、福島県が県内全原発の廃炉を前提に県復興計画を策定する方針を知事が発表する、とのこと。
きのうは知事の面前で「この場で廃炉を明言したら」と促したものの、かわされてしまいましたが、ともかくこれで、原発廃炉は「オール福島」の声となることは間違いありません。
この件で、午前中には担当部署の職員が控え室に説明に見え、「県内全原発廃炉を前提に復興計画を策定したい」と。
8月時点での県復興ビジョンでは、「原子力に依存しない、安全・安心で持続的に発展可能な社会づくり」と言いながら、知事自身の言葉で「廃炉」を明言しないことに、隔靴掻痒の感が否めない日々でしたが、これでやっと、一歩前へ進める実感です。
原発のない社会をつくること、原発事故の全面賠償、国策として放射線測定と除染へ向け、いよいよこれからです。気を抜かず、ごいっしょにがんばりましょう! 原発推進勢力は、理念なき民主党政権のもとで原発にしがみつくことは間違いないんですから。
写真は別件で当局の説明を聞いたきのうのものです。
共産党5議席をもたらした県民世論のうねりは、知事の周囲にも猛烈な圧力となってせまっているのでしょう。
目に見える前進が毎日のように報じられて、とても励まされます。
塩屋崎の灯台も灯ったし、ほんとによかったね!
町田さま
いつもありがとうございます。
問題は、いろいろなことがこれから、ということです。
「目に見える前進」を、被災者の暮らしの実感として実現させていかないとなりません。
がんばります。