来年度予算編成と12月定例県議会に関する知事申し入れをしました。
大型開発事業を中止し、県民と市町村応援を基本とする予算編成、徹底した除染、全面賠償、原発に依存しない県づくり、被災者生活再建を復興の基本にして産業基盤回復と雇用創出、医療・福祉体制の確立と子育て支援の6項目を柱に申入れました。
私は、知事に直接、「原発が運転中に生み出す死の灰を閉じ込めておくことはできないことが今回の事故で示された。『福島県復興ビジョン』が「脱原発」という考え方の下、原子力に依存しない社会を目指す、と明記していることや、県議会が福島の原発全基の廃炉請願を全会一致で採択されたことを、県自身が重く受け止めるという以上、知事の言葉で廃炉を求めるべきだ」と言いましたが、かわされました。
県議会の人事はこれからですが、自民党が議長・副議長、常任委員会の正・副委員長、ひとつだけは公明党に、といった地元紙報道。
私たちは、県議会が党派を超えて一丸となるべきであり、議会構成の公正な配分、1人でも会派として認めて代表者会議に出席できるようにすることなど、開かれた議会とするように、議長が決まる前の世話人座長(前議長)に申入れました。
その前後は、各部局から控え室に来てもらったり、たずねたりして話を聞きました。