「背景に思いをはせた怒り」/「今度ばかりは」

浜通り復興共同センター(東日本大震災・原発被害の救援・復興をめざす浜通り共同センター)による、第4回悩み・なんでも相談会に先立ち、「原発事故による補償問題について」広田次男弁護士の講演がありました。

加害者と被害者がはっきりしているにもかかわらず、加害者の補償負担軽減の動きばかりが目立つなか、「原発の背景にも思いをはせた怒り」をもった被害者の声の組織こそ解決の方向、という話には説得力を感じました。

午後は小名浜の職場後援会員と訪問。震災前にもたずねていたお宅ばかりなのですが、「今度ばかりは何でかんでがんばってほしい」「原発のない社会をこれからの世代に残さないとならない」の声は、この7か月間の共通した願いであることをつくづく痛感します。

震災直後に寄ったお宅では、顔をあわせるなり、「あのたいへんなときに来てくれたのはあんただけだった。是が非でもがんばってほしい」と、強く訴えられ、なおかつ励まされました。

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