入浴送迎/放射能汚染への不安/いわき海星高/義捐金

平工業高校体育館の避難所からの入浴送迎バスを午前9時半に見送り。

わが家でも、けさから水道水が「チョロチョロ」と出始めました。

きのうから再開したせいきょうクリニック、先週金曜日に再開している岡小名デイサービスに寄りました。デイサービスでは、職員が地震当日の体験を利用者に語っていました。祖父母が津波にさらわれる直前、いっしょに必死に逃げていたかたに助けられた話は、涙なしには語れませんでした。

午前中は小名浜岡小名地域の医療生協総代など組合員宅を訪問。多くのかたが「放射能汚染」への不安を語ります。「家の中に閉じこもるのもいやだから、こうして庭いじりや野菜を植えている」、「原発建屋が爆発したとき、庭の畑の野菜をビニールで囲った」、「小さな子どもたちは心配だけど、もう私はいいよ」、「原発は終息するのかしないのか、何が最悪の事態なのか、政府発表ではわからない」などなどです。

【海星高校実習室】

訪問途中、海岸沿いのいわき海星高校にも寄りました。毎日片付けにきていると言う教員は、「はやく重機なり自衛隊なりに入ってもらわないと、流された車や瓦礫の山はまったく手付かず」と疲弊しきっています。

【海星高校津波被害】

海の人を育てる実習室は津波が貫通し、決壊した堤防が建物を襲っています。

午後は江名(えな)小学校体育館の避難所をおとずれ、様子をうかがいました。

きょうは、これまでに全国から党中央に寄せられた救援・救済募金から、500万円をいわき市長に手渡し、懇談しました。

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