いわき市9条の会連絡会主催によるいわき9条の会5周年記念のつどいがありました。
メインは安斎育郎さんによる講演。テーマは「だまし博士が語る『もうひとつの平和への道』 ~国家が国民をだますとき」。
1940年生まれの安斎さんは東大原子力工学科を出た工学博士で、東大医学部助手を経て立命館大学経済学部教授・国際関係学部教授を務め、今は世界初の大学立の「立命館大学国際平和ミュージアム」の名誉館長です。
安斎総理大臣が生まれれば、「憲法で守る」安全保障政策を10の柱で進め、これを実現するためにも、「おカミ」や「ヒーロー」が最後はめでたく問題を解決することに安住してしまう「水戸黄門症候群」「鉄腕アトム症候群」を脱却し、国民の主体的な「不断の努力」を促す憲法12条の重要性を訴えられました。
講演に先立ち、ニューヨークでのNPT(核不拡散条約)再検討会議へ「核兵器のない世界を」求める署名を届け、要請行動のためにいわき代表として参加した高橋美樹さんの感動的な参加報告がありました。