歌舞伎

『歌舞伎』(戸部銀作著、新日本新書)を読みました。1983年発刊なので、33年も前の新書です。160624歌舞伎これもまた、各ページに鉛筆(シャーペン?)で線が引きまくってありますが、読んだ記憶がよみがえりません。著者は10年前の2006年、85歳で亡くなられています。 160624歌舞伎著者本書は当時の著者が「三十数年来の、評論家、演出家の生活のうちで得た“歌舞伎への答え”を、まとめたもの」で、「あらゆる角度から、もっとも根本的な歌舞伎の特色を考え」、「今日上演されている舞台を中心に、現代の眼で歌舞伎を分解してみた」とあります。 160624歌舞伎目次「ほかの歌舞伎の入門書とは、項目の立てかた、解説のしかたなどで、かなり違う」とも。

「赤旗」に1週間に1回、計66回連載(1981年9月~82年12月)したものなので、たいへんに読みやすくまとめられています。が、今は古本でしか手に入らないと思います。

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