『柳家小三治の落語1』(小学館文庫、2007年12月初版)を読みました。08年4月に「3」までの3冊そろったところで購入し、落語を少しは知ろうと思っていたのが今ごろになりました。なぜ当時、知ろうと思ったのかは今となっては定かではありません。「落ち」の面白さを直ちに感じ取る感性を磨きたい、と思ったのかもしれません。
それはともかく、 「大山詣り」では「みんなおけが なくっておめでたい」で「落ち」。
どうしてもこれがわからず、「桶が」なくって何がおめでたいんだろうと苦しみましたが、調べてみると、お詣りに遠出をして怪我なく帰ってきた「お怪我」と、坊主頭になってなくなった髪の毛の「お毛が」。
あいかわらず鈍いです。