1人を除いて「靖国」派閣僚/参拝、真榊奉納が靖国神社と同じ立場に身を置くことを世界に宣言する意味

151012ハタ・靖国

第3次安倍改造内閣の20人の閣僚のうち、公明党の石井啓一国土交通相を除く全員が、「靖国」派の政治家です(「しんぶん赤旗」10月12日付け)。

安倍首相を含め、19人の閣僚は、「日本会議国会議員懇談会」「神道政治連盟国会議員懇談会」「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」の三つの議員連盟のいずれかに所属してきたのです。

問題なのは、靖国神社の戦争博物館「遊就館」の展示が、日本の過去の侵略戦争を「アジア解放」の「正義の戦争」と堂々と位置づけていることが世界の人びとに知られるにいたっていることです。

つまり、靖国神社に参拝、真榊奉納することは、政治家が靖国神社と同じ立場に自らの身を置くことを世界に宣言することにほかなりません。

以前に書いた「不戦の誓い」にもっともふさわしくない靖国神社靖国神社/「正しい戦争」「英霊顕彰」「近代史の真実」も参照してください。

「1人を除いて「靖国」派閣僚/参拝、真榊奉納が靖国神社と同じ立場に身を置くことを世界に宣言する意味」への1件のフィードバック

  1. 治療の状況が手に取るように解りますね。昔NHK時代の鈴木健二さんは自分が手術・入院中の出来事(身体の状態を含めて)を事細かくメモしておいて、後で主治医に感激されたとの事です。でも、治療中の自分を客観的に見る(記録・発信)ことは中々できないものですが・・・。

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