原発災害はなぜ不均等な復興をもたらすのか

150922原発賠償

『原発災害はなぜ不均等な復興をもたらすのか』(除本理史・渡辺淑彦編著、ミネルヴァ書房)を読みました。

原発事故による被害者の生活再建と地域再生の課題について、賠償、教育、医療・福祉、放射線被曝への健康対策、避難住宅、除染、商工業、農業と多角的に取り上げられています。

こうして浮かび上がるのは、福島復興政策による影響が、地域・業種・個人などの間で不均等に現れていて、だからこそ、被害実態に即せば、支援や賠償継続は不可欠であり、政策改善の方向性もおのずと明らかになると思います。

原発事故からの再生・復興はまさに道半ばです。

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