午前中、「第12回いわき平和のつどい」の展示コーナーを見ました。
いわき革新懇による「集団的自衛権を考える」。おもにこの間の新聞記事から、元自衛隊員の声、歴代内閣法制局長官、自民党元幹部の意見。「違憲だ」「撤回を」といった声です。
新日本婦人の会いわき支部は「戦争遺品から見る戦争と平和」。遺品だけでなく、東京大空襲時の写真も展示しました。
非暴力平和隊・日本からは「真の『積極的平和主義』とは」。今年2月に「朝日新聞」の「声」欄に掲載された投書を題材に、「非武装・非暴力・不服従抵抗による自由と権利の防衛」を訴えています。
サークル「平和を語る集い」は「戦時中、常磐炭田に動員された朝鮮人」。2005年から毎年のように韓国を訪問し、戦時動員被害者から聞き取りをしている調査報告です。
いわき原水爆禁止協議会・平和委員会は写真パネル「原爆と人間」の展示。
県教職員組合いわき支部・県立高校教職員組合いわき支部・いわき子どもを育てる会は合同で「憲法と教科書」。教育再生の名で、「思想統制」「教育統制」「人格統制」「財政統制」「行政統制」の五本の矢の解説が明快です。
戦時中の中学校入学のための模試答案では、「支那人に對してどんな心持」の問いに「僕らは支那人を導びいて正しい道を教へなければならない先生です」と書かせる教育の現実。
それぞれの団体から、それぞれの展示についての解説がありました。