調査2日目/生ごみ残渣バイオマス/「マッサン」の余市町/ニッカウヰスキー

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調査2日目は、きのうのうちに移動していた滝川市にある広域ごみ処理施設の「中空知衛生施設組合リサイクリーン」で、「生ごみ残渣を利用したバイオマス発電」。

ここはすでに2003年から供用されていて、生ごみを「高速メタン発酵処理施設」でメタン発酵させ、回収したメタンガスを発電やボイラーで使用しています。また、メタン発酵後の汚泥はたい肥として農地還元もされています。

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更新の時期が来ていて、ここを視察して改善点を取り入れている各地の経験をむしろ今後、生かしたい、とのことです。

再生可能エネルギーの爆発的普及のために、こうした公共的施設が核となってネットワークを張り、技術革新を含めて走っていくべきだと思います。

午後には余市町へ移動し、「蒸留所活用による誘客促進・地方創生のとりくみ」「ドラマ放映効果を生かした地域活性化のとりくみ」について、町当局の説明を聞きました。

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嶋保町長、中井寿夫町議会議長からもあいさつを受けました。

人口2万1,000人余りの町ですが、「マッサン」放映前の2013年の観光客数は約85万人だったのが、放映された昨年2014年は約125万人と、40万人の増。

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観光ボランティアガイド養成、滞在型観光の定着化、観光を通した町民主役の地域創生など、多くの課題がありそうです。

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「マッサン」の舞台ともなった「ニッカウヰスキー余市蒸留所」にも寄り、施設内を工場長から案内していただきました。

 

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