朝7時半前に自家用車で家を出発し、1時間余りで福島空港へ行き、県議会企画環境常任委員会の県外調査のために北海道・新千歳空港へ。
昼食後、当別町で「官民共同コミュニティバス運行のとりくみ」について調査です。
当別町は人口1万7,000人余りで高齢化率は約30%。2005年時点で、町による路線バス・福祉バス、医療系大学を含めた医療機関などの患者・学生の送迎バス、「スウェーデンヒルズ」住民限定の送迎バスが、同じ時間帯に同じ路線を運行していることから、これらを一元化して、06年からコミュニティバスとして運行開始しました。
やはり紆余曲折があり、昨年(2014年)には、市街地循環線に変わる予約型バスの試行運転をするなど、今も試行錯誤のようです。
ともかく、全国の市町村によって、「交通弱者」の「生活の足」をめぐる問題は千差万別で、その条件に応じて、行政の役割をどう位置づけ発揮するか、知恵が必要だとは思います。
ただやはり、「公共交通機関」の重要性は、どれだけ強調してもしすぎることはない、と感じます。