きょうの企画環境常任委員会は企画調整部の来年度当初予算案に関する説明と質疑でした。
企画調整部長、避難地域復興局長、文化スポーツ局長の各説明後、企画調整課長による予算案の細部、生活拠点課長が遅れている復興公営住宅整備についての当面の対策について説明し、質疑しました。
事業名がほんとうに多岐にわたり、いずれもNPOなどへの支援となる「復興へ向けた多様な主体との協働推進事業」「ふるさと・きずな維持・再生支援事業」、全国の支援者を対象とした「未来をつくるプロジェクト」、4つの部にまたがる「チャレンジふくしま『ロボット産業革命の地』創出事業」、県内各地域への支援となる「地域創生総合支援事業(地域経営分)」、同じく(サポート事業分)、「地域おこし協力隊支援事業」、マイナンバーにもかかわる「総合行政ネットワーク事業」、避難者を対象とする「生活拠点における交流促進事業」、保健福祉部でよさそうな「双葉郡医療提供体制等復活支援事業」、「2020東京オリンピック・パラリンピック関連復興推進事業」、それに避難地域は調査対象とはしないという第20回の「国勢調査費」について、それぞれ内容をただしました。
ほかの委員からは、中高生を対象に舞台芸術などに触れる「チャレンジふくしまパフォーミングアーツプロジェクト」、また、電源地域振興費、電源立地促進費のこと、プロスポーツ支援、「ふくしまから 世界へ!『ふくしま夢アスリート』育成支援事業」に関する質疑がありました。
各常任委員会とも各部の当初予算案の質疑はきょうで終えると思いますが、一人ひとりの県民の心の復興や、生活となりわい再生に資する予算なのかどうか、十分に検討します。
委員会に先立ち、地域医療課からは震災後の県内病院の医師数・看護職員数の推移などについて聞き、委員会後は他会派部屋をたずね、新しく企画環境常任委員となって初めての委員会審議に参加した無所属議員と意見交換してきました。