常任委員会2日目のきょうは、生活環境部の一般的事項に関する質疑でした。一般的事項というのは、来年度当初予算案にかかわらず、生活環境部所管の事業全般にかかわることです。
私は、腐食などによる倒壊の危険も指摘されている、高さ120mの福島第一原発1,2号機排気筒に関する県としての対応、雨水を含めた放射能汚染水を海に流さないための県としての対応、雨水だからと「放置」することなく、放射能に汚染された敷地内に降る雨が汚染されて流れることは自明なので、モニタリングの徹底強化・管理が必要なこと、放射能汚染水管理とかかわって地下水位などの厳格管理のため、とくに県の廃炉安全監視協議会の機能強化を含めた県の対応をただしたり、それに、避難が長期化しているなか、避難先での生活再建などの先の見える充実した支援策の展開を求めました。
ほかの委員からも、放射能汚染雨水流出の問題、放射能汚染水始め、廃炉へ向けたこの4年間の県としての対応の蓄積に基づき、県が主体的に提言するためにもチェックリストの作成をすべきこと、廃炉安全監視協議会のこと、原発事故の体験をさせられた福島県としての防災に関する世界への発信、中間貯蔵施設をめぐる問題、それに猪苗代湖などの水環境改善、ソーシャルネットワーク活用による県としての情報発信などについてただす質疑がありました。