「しんぶん赤旗」のきょうの一面トップが「福島第一原発 排気塔 耐用基準超えか」。
一昨年(2013年)9月には東電がその中腹部の鋼材の破断を確認し、同年10月には「解体・補強等に向けて工法や施工実施時期の検討」「新規制基準に伴う、基準地震動に対して検討」としていたもので、いまや腐食も進み、倒壊の恐れも指摘されているものの、そのままのようなので、県の対応をたださないとなりません。
きょうはこの間、震災後に提供してもらっていた様ざまな資料の最新版を各部署にお願いし、若干の説明を求めたりました。
避難指示区域などの商工会会員の事業再開状況については商工労働部経営金融課。
避難者数の推移については生活環境部災害対策課。
震災関連死認定件数の推移については同部避難者支援課。
震災関連自殺者数については県警本部。
水産業の復旧・復興の進ちょく状況については農林水産部水産課。
子どもの甲状腺検査については保健福祉部県民健康調査課。
避難指示区域の人口及び面積については避難地域復興局。
それに、被災者の「アルコール対策」にかかわっては保健福祉部障害福祉課、原発事故賠償に関する国による基本的なしくみや現状については生活環境部原子力損害対策課。
様ざまな課題への対応はほんとうに大変です。国の積極的姿勢が見えないことが最大の問題です。
いわき市在住の私としては、議会開会中に福島市の県庁にいるときが、こうした勉強の絶好の機会なのです。電話という手段もありますが、私としては、資料を前に目と目を合わせる機会を重視しています。というか、そうしないとわからないことが多いのです。