来月(2月)16日開会予定の2月予算議会をひと月後にひかえ、各部署の予算へ向けた考え方などを聞く政調会でした。2月議会前に限っては2日間行ない、きょうは初日。
きょうは農林水産部、総務部、企業局、警察本部、保健福祉部・子育て支援担当、商工労働部・観光交流局でした。
当局説明は、予算にかかわることだけでなく、提案予定の条例、復興事業を始めとした様ざまな事業の進捗状況にも及ぶので、質疑も多岐にわたります。
たとえば私が聞いたことは以下のとおりです。
農林水産部では、県産米購入者を対象とした県産品プレゼントキャンペーン、農林水産物放射線モニタリング検査結果の消費者などへのいっそうわかりやすい情報の提供、漁業での試験操業拡大のための検査体制の強化、国へ求める森林除染について。
総務部では条例一部改正、人口減少対策への基本的考えなど。
警察本部では、東日本大震災での今なお200人を超える行方不明者の捜索、サイバー犯罪の県内での実際。
保健福祉部では、聞きたいことは山ほどありましたが、在宅医療における多職種連携の推進、地域包括ケアシステム構築へ向けた費用補助について。
商工労働部では、「ロボット関連産業革命の地ふくしま」へ向けた県内中小企業への技術開発支援・育成、それに観光交流局には定住・二地域居住の推進について。
なお、予算規模は、各部の要望などを調整中ですが、今年度当初の1兆7,000億円余を「相当程度上回る」ようです。
夕刻には各派交渉会があり、12月議会で辞職が確認された議員にかかわり、議会として確認しておくべき事務的なことの確認でした。