医療・介護学習会/現実を伝える重要性/理事会

150110学習会・供田さん

午前中、浜通り医療生協中央台・郷ヶ丘支部主催の学習会で講師をつとめました。もうお1人の講師は介護現場から、「要支援の実態 いわき市では…」と題して供田勝代さんです。

私のテーマは「社会保障を解体する医療・介護総合法」。

きのうも書きましたが、憲法25条の解釈改憲に基づき、自己責任を前面に、安上がりな医療・介護の提供体制をつくり、国民には大幅な負担増を押しつけ、とりわけ国の責任を投げ捨て、公的に必要な治療やサービスを切り捨てるしくみづくりです。

150110学習会

だから、お金に不自由しない人たちはいくらでもサービスを購入することができるしくみなので、庶民の暮らしを顧みず、政党助成金や企業・団体献金で何も苦労なくお金が手に入ってくる政治家は、医療・介護がほんとうに必要な人たちのことなど、私はわかっていないと思います。

150110学習会2

そうしたしくみであることを強調しながら、私たちが暮らす地域で医療・介護を必要としている人たちがどれだけかからずに我慢しているか、その実態をしっかりとつかみ、行政との懇談の機会をもって伝え、これまでの医療・介護サービス水準を低めることなく、むしろ充実させることを具体的に示すことの重要性をお話ししました。

質疑や感想も「住民と事業所の現実を私たち自身が把握し、行政に伝えることの重要性をひしひしと感じる」といったことに集中し、たいへんによかったと思います。

午後は、浜通り医療生協の今年最初の理事会に出席しました。

たまたま順番できょうは議長でした。毎回のことですが、資料は事前に届けられ、当日資料も含め、A4版の紙で厚さ1.3cmを超えるぐらいです。

各事業所経営状況、組合員活動、事業所を含めた各会議、全国医療福祉生協連・全日本民医連とその各ブロック会議、今後の様ざまの予定などの資料があるので、それぐらいにはなるのです。

毎回、2時間を目安にしていますが、きょうは何とか2時間以内で終えました。

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