今回の衆院選と、昨年の参院選での比例得票数を比較してみました。
投票率は今回が52.66%、昨年参院選が52.61%とほぼ同じでした。
自民 ▲80万票
公明 ▲25万票 安倍自公政権全体では105万票減らしました。
民主 +264万票
共産 + 90万票
生活 + 8万票
社民 + 6万票
「自民圧勝」とはずいぶん違います。
自民と共産を比べると、1,766万票対606万票で、およそ3対1。
小選挙区を含めた全議席の自民と共産は、291議席対21議席で、およそ14対1。
いうまでもなくこれは、自民党が小選挙区で48.1%の得票率で75.25%の議席を占有する「虚構の多数」がつくられたからにほかなりません。
消費税増税、アベノミクス、集団的自衛権、原発再稼働、沖縄新基地、政党助成金…
今回の選挙結果が自公を「信任」したとする評価があるとすれば、事実誤認です。