常任委員会2日目は生活環境部審査。
生活環境部長、原子力損害対策担当理事、生活環境総務課長の補正予算説明後、質疑。
中間貯蔵施設立地町地域振興交付金、原子力災害等復興基金積立、避難区域内化学物質等処理促進事業などの経費や、年間所要見込による現・増額などで、補正総額は48億円余り。
中間貯蔵施設の交付金について、地域振興にあたっては、国に本来的に負担を求めるべきではないか、と、私を含め、県の姿勢をただしました。私はまた、土地の評価額について、「県予算による補てんも合わせると10割になる」とする国の姿勢に疑問を呈しました。
実は私は、代表質問で、「中間貯蔵施設に係る全ての費用を国が負担すべき」と聞いていて、県は「施設の設置者である国の責任において、措置すべきものと考えており、建設・管理運営等に係る財源はもちろん、施設の整備等による影響緩和のための生活再建・地域振興策についても新たな財源措置が…国から提示されており」、県の交付金は、「地元に大変大きな負担を強いることから…様々な課題に迅速に対応できるよう…措置することにした」との答弁なのです。
国が負担すべきところを県が肩代わりする使途とならないよう、監視が必要です。
また、除去土壌搬入受け入れにあたって県が国に示している条件の進捗、除染、先月から県外避難者が多い都県に配置されている復興支援員の役割などについて質疑がありました。
委員会後、夕刻には、地域医療課に求めていた「医療介護総合確保基金」の充当額について説明を受けました。
きょうはきのうにもましての雪模様でした。