朝、いつものテレビ体操をしていると、いつもとは違う不調感。なんだか風邪気味です。
とは言え、きょうはまわろうとしていた中学・高校時代の同級生やその実家をたずね、知事選のくまさか義裕さん、県議補選の吉田えいさくさんを訴えて歩きました。
きょうもまた歯科医・開業医・自営業、それに中高時代にブラスバンドをともにした友人の実家や本人宅です。
土曜日の午前中、患者さんの診察や治療の真っ最中で歯科医も開業医も本人に会える状況ではありませんが、受付のみなさんと親しく話すことができます。
中高同級生の実家はお母さんが一人暮らしで、コーヒーからお茶からお菓子から当時の話から今に至る話から、すぐに帰してもらえるわけにはいきません。
午後は小名浜地区認知症在宅ケア講演会。企画段階から、初代フラガールの小野恵美子さんのだんなさんが話をしてくれることは聞いていて、何はさておき、スケジュールに入れていました。
はなばなしいフラダンサー人生を歩んだお連れ合いが若年性アルツハイマーを患い、しかも彼女がモデルの映画「フラガール」の撮影・上映時期からその症状があったらしいのです。だから、こういう場で人を前に話すことはずっと控えていたそうです。
しかし、認知症による行方明者がふえている現実を伝える報道を見、妻が徘徊して家を出た体験から、自分の体験が今後の日本社会と地域のまちづくりに資するに違いない、と話すことを決断したそうです。
「妻のためにがんばる」のではなく、「妻の認知症に向き合って二人三脚で生きる」という話に、何か本質を感じました。
その前の2時間にわたる医師による認知症の話も理解を進めるうえでたいへんに参考になりました。