9月議会での執行部への質問としては最後になる、総括審査会でした。
質問時間は議席数を基本に割り振られるので、自民党37分、民主・県民連合24分、ふくしま未来ネットワーク15分、共産党15分、公明党8分、福島・みどりの風7分です。自民は2人で20分と17分に会派内で分けました。
私は4番目に質問、県民の福祉基盤の整備、土砂災害防止策の2つにしぼりました。
福祉基盤では、医療・介護総合法に基づいて県が策定しなければならなくなる地域医療構想、国の国保基盤強化協議会で議論が進められている「国保広域化」の問題を柱にしました。
知事には、私へのかつての答弁「県民福祉の基盤が震災前よりもより充実した体制となるよう…県がその先頭に立」つとした約束を果たすべく、新しいリーダーにどのような思いを託すか聞きました。知事の県議会での最後の答弁となりました。
土砂災害では、土砂災害防止法が施行された2001年度から今年度までに砂防事業費が4分の1にまで減らされ、また、県内砂防関係施設の今年度予算では、施設1か所あたりの維持・管理業務委託予算が平均10万円でしかないことを明らかにし、砂防事業に積極的に財源を振り向ける土木行政を求めました。
審査会終了後は常任委員会。委員会では、東北電力が再生可能エネルギーの電力を買い取る契約の受け付けをあしたから管内全域で中断することに対し、国への意見書を提出することを全会一致で決めました。