あしたからの9月定例会を控え、午前と午後と、代表質問・一般質問の内容を検討する団会議です。
夕刻からは代表質問をする神山県議の執行部による「質問とり」開始です。
午後いちばんには、約束していた福島大学を県議団としてたずねました。原発事故後の大学としてのとりくみとこれからの課題などについて話を聞き、意見交換しました。
中井勝己学長、功刀俊洋副学長、中村信一事務局長に対応していただきました。
大学では震災後の2011年4月には「うつくしまふくしま未来支援センター」を設立し、子どもや若者を対象とした支援、地域・産業復興計画策定支援、環境復元など、地域支援を通して地域社会の再構築へ向けたとりくみを続けています。
また、「環境放射能研究所」による環境放射能の動態解明に迫る研究では、ウクライナ、ロシア、ハンガリーの研究者など、国内外の研究スタッフを受け入れています。
ほかにも双葉八町村の教育復興に向けたとりくみを含め、大学ならではの教育復興プロジェクト、地域再生をめざす「ふくしま未来学」の展開は、復興の担い手となる人材の育成そのものであり、まさに大学あげてのとりくみだと思います。
その後、「うつくしまふくしま未来支援センター」のこれまでのとりくみについて、展示パネルや建物内を、中田スウラセンター長らの案内でまわりました。
夕刻近くには、内堀雅雄副知事が辞職、知事選立候補の記者会見があり、きょうもまた県庁内はあわただしい雰囲気でした。