9月定例県議会の開会です。
来月の知事選挙には出馬しないことを表明した佐藤雄平知事にとっては最後の県議会になります。
退任することについて「非常に心苦しい気持ち」と言いつつ、「汚染水問題など一連のトラブルが…復興を妨げる大きな足かせ」、「真の復興実現を図る上で解決すべき困難な課題が山積」、「避難生活が長期化する中で、孤立化の防止や健康維持の対策がますます重要」、「仮設住宅等から新しい生活の場への移行による分散化への対応や深刻化する諸課題への対応も重要」など、「本県が置かれた状況の特殊性をしっかりと国に認識していただ」かないとならず、また、「復興実現へ向けた枠組み、土台はしっかりと築いてきたつもり」と強調しました。
課題山積や深刻化する諸課題はまったくそのとおりです。それだけに、「福島切り捨て」と言ってもいい安倍政権へ、はっきりとモノを言い、対峙できる県政にしなければなりません。
開会前には、きのう副知事を辞職し、知事選立候補表明をした内堀雅雄氏が各会派控室に退任あいさつをして回りました。
それはそれとして、私たち県議団としては、朝からあべ議員の一般質問内容の検討をし、本会議終了後は、あべさんの執行部による「質問とり」も始まりました。神山県議の「質問とり」は佳境。
きょうの議運で、神山団長の代表質問が18日(木)の2番目、あべ県議の一般質問が22日(月)の3番目と決まりました。