仙台市内で、「しんぶん赤旗」東日本総局の企画による東日本大震災・被災3県の県議座談会がありました。
岩手県の斉藤信県議、宮城県の横田有史県議の両ベテラン議員に福島の私です。
近いうちに「しんぶん赤旗」北海道・東北のページに掲載されると思いますが、岩手にせよ、宮城にせよ、被災者の生活再建、住まいやなりわいの復興はこれから、ということは間違いありません。
福島の場合はさらに原発事故が加わり、その収束の見込みすら見えないなか、事故原因が不明なまま原発再稼働・輸出・永久使用宣言と言っていい「エネルギー基本計画」、加害者・東電を国民の税金と電気料金で救済し、被害者である住民と自治体には線引きと分断を持ち込む「復興指針」、被災県民を分断し、同一町内の避難者を含めて同じ避難者を分断し、精神的苦痛を勝手に分断して切り捨て、終わりだけは決めようとする「賠償指針」は、まさに福島切り捨てです。
そんな福島の実情を伝える資料も準備して、「オール福島」の声を国にきっぱりと届けられる県政へ向けた県知事選を目前に控えた様子も私から話してきました。