平和のつどい/医療シンポ

140809平和つどい・実物大原爆
【広島に投下された原爆の実物大写真】

第11回いわき平和のつどいがいわき市文化センターを会場に、きょう、あすと開催です。

140809平和つどい・
【1942(昭和17)年の日めくりカレンダー3月28日「見えないスパイへ言はない備へ」】

日本国憲法の精神と戦争、集団的自衛権の問題を正面からとらえ、今回は非暴力平和隊・日本の「真の『積極的平和主義』とは」の展示を含め、「戦争と憲法を考える」が大テーマです。

140809中沢啓二

私は午前中、映像による「はだしのゲンが伝えたいこと」(2011年、出演・中沢啓二)、親子アニメ「太陽をなくした日」(2002年制作)、それにNNNドキュメント08「兵士たちが記録した南京大虐殺」を視聴。

140809平和つどい・ゲン

たまたま夕刻、ご近所の90歳をまもなく迎える一人暮らしの女性と話を交わし、「幼少期からずっと戦争ばかりで、やっと平和になったかと思えば、またあの当時にもどるんじゃないか。私の魂が安心してもどる国がなくなってしまうと心配」と、まさに今の心境を語ってくれたのですが、午前中に見た映像と重なってしまいました。

140809医療シンポ・木村Dr
【講演する木村守和・いわき市医師会副会長】

午後は同じ会場で市民団体が主催した「いわきの医療・まちづくり公開シンポジウム」に参加しました。こちらもきょう、あすの開催で、テーマはきょうが医療、あしたがまちづくりです。

人づくりがもっとも重要と結論づけた上昌宏・東大医科学研究所特任教授、「浜通りの医療の置かれた状況」と題して報告した千葉県の小松秀樹・亀田総合病院副院長、そして「いわき市における医療・介護の現状と課題」を具体的に示してくれた木村守和・いわき市医師会副会長の話を聞きました。

前二者の話をうかがいながら、憲法に基づく公的な営みの医療と医療制度といった視点からの展開を望みたかったと強く感じました。

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