きのうは福島空港に午後6時過ぎに到着し、7時前には特別委員会視察解散式を終え、自家用車で来ている私は県庁へ。途中、サービスエリアで夕食をとり、県庁控室に寄って着替えをもち、近くの常宿に着いたのは9時前でした。
きょうは再来週に控えている国・東電を呼んでの県議会全員協議会へむけての準備のための事実上の最後の県議団会議。
質問予定者それぞれが現時点で準備している質問項目・原稿に基づく協議です。ここ2~3日でも、たとえば第一原発3号機の炉心溶融がこれまでの推定より5時間早く、回収困難か、といったことや、汚染地下水の海への放出をめぐる東電の新たな計画を地元漁協に説明を始めた、などの動きもあり、これはこれで私たちのなかでもかんかんがくがくとならざるを得ません。
県知事選をめぐっても、私たちは県党も参加する「みんなで新しい県政をつくる会」としてとりくむ姿勢は変わりませんが、あらためて、県内原発全基廃炉と事故収束を国の責任で実現させること、除染や賠償など国と東電の加害者責任を明確にして県民の分断策を許さないこと、県民の健康を守ることには国が全責任を負うこと、福島の復興の土台が一人ひとりの県民の暮らしの再生にあることが、「オール福島」の願いの中心にあって、これらの願いをしっかりと受け止める県政確立が知事選の最大のテーマであることを確認しました。
会議を終えてからは、先月(7月)13日に、県党と党農業・農民後援会が主催した「農協・農業委員会のあり方を考えるシンポジウム」の報告集を県農林水産部の各課をたずねてお配りさせていただきました。
このシンポでは、党の紙智子参院議員とともに、JA福島中央会農業対策部長の遊佐(ゆさ)正広さん、二本松市農業委員会会長の門馬富夫さん、福島大学教授の小山良太さんにもシンポジストとして提言・意見を率直に語っていただいています。