旭川市・乳幼児とのふれあい/子ども条例/相談室/北大・子ども発達臨床研究センター

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【私の隣りは自民党福島県連の杉山純一幹事長】

視察2日目は、午前中は旭川市、午後は札幌市に移動しました。

旭川市では市の子育て支援部子育て支援課から「乳幼児と中学生のふれあい事業」について、市教育委員会の社会教育部社会教育課から「市家庭教育支援プロジェクト」  について説明を受け、質疑しました。

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乳幼児ふれあい事業を始めるにあたっては、市内で10代の若年妊婦の出産、出産間際に届け出る傾向、子育てをイメージできずに出産などの現実を前に、命の尊さ、親としての責任や役割、子育て・命を育むことを理解するための事業として、まずは2012年に中学校1校、13年に4校で実施しました。

市としては、今後もメニューの多様化、参加職種の拡充、小学校や高校へも対象を広げることを検討しています。

2,000グラムほどの胎児や数か月の胎児の人形にも触れながら、助産師の話、地域の子育て中の親子からの話は、たいへんに有意義ではないでしょうか。

また、2012年に制定した「旭川市子ども条例」には、08年からの資料収集や他市訪問調査から始まり、さまざまに分野の人たちの意見を聞き、「児童の権利に関する条約」の理念や、子どもたちが自由に意見を表明するなどの参加する権利が盛り込まれています。

社会教育課・家庭教育相談室では、教員経験者、臨床心理士、「傾聴療法士」など4人のスタッフが、年間300件の相談を、電話(7割ほど)、面接、メール、訪問で対応しつつ、他部署との連携も図る努力をしながら相談にのっています。直接子どもたちからのメールもあり、ただちに対応しなければならない事例もあります。

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札幌市では北海道大学大学院教育学研究院附属子ども発達臨床研究センターをたずね、センターの沿革を含め、子ども臨床研究部門や子ども発達支援研究部門などの研究内容など、地域支援についてもとりくみを聞きました。

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