自治体学校/汚染水問題/宮城県内の津波被災地/大川小

夕べは福島市の「常宿」に宿泊。

けさ、宮城県仙台市でおとといから3日間の予定で行なわれていた自治体学校の最終日の全体会に参加し、柴崎直明・福大教授の「福島原発の汚染水問題の現状」を聴講しました。柴崎さんは地質や地下水が専門で、福島県の廃炉安全監視協機会の専門委員も務めています。

汚染水問題の経緯、汚染水問題の背景、汚染水タンクの地盤問題、地質・地下水解析の問題点、地元自治体による独自の監視の必要性について、現在の現場写真、福島原発建設時の資料などを示しながら、課題と問題点をわかりやすく解説してもらった思いです。

午後は、この学校にも参加されていた党宮城県議会議員の三浦一敏さんの案内で仙台から北上。

140728野蒜駅前

東松島市のJR仙石線・野蒜(のびる)駅近辺、石巻市の門脇(かどのわき)小学校・日和山(ひよりやま)公園・石巻漁港・石巻魚市場と寄りました。

140728石巻漁協・魚類放射線測定

渡波(わたのは)近辺、女川町を通り、また石巻市の雄勝(おがつ)湾をまわり、最後に追波湾(おっぱわん)北上川河口から4km離れた釜谷(かまや)地区にある大川小学校。

140728石巻・仮設

さらに仮設住宅にも寄りました。

140728門脇小・消防ボランティア

東日本大震災と原発事故以来、私は福島県内の原発震災に見舞われた現場を見、全国へ発信する努力を続けていますが、宮城県内の津波被災地の現場を初めて視察し、ここでもまた、人間の復興がいまだ途上であることを目の当たりにした思いです。

140728石巻市内

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です