採択委員会/県民の声を受け止める議会なのか/議会が集団的自衛権行使容認意見書可決か?

140630県警ヘリ捜索

6月議会に提出された議案のうち、それぞれの委員会が所管する議案を採択するための企画環境常任委員会が開かれました。

補正議案にかかわっては全会一致で可決ですが、問題は請願・意見書です。

すでに初日に各会派の意向を確認し、「方向づけ」がされてはいるのですが、「原発事故収束宣言」の撤回、原発維持の「エネルギー基本計画」の撤回、全県民に高速道路無料化の拡大、賠償にかかわる中間指針第四次追補の見直し・拡充、除染目標と空間線量目安の堅持をそれぞれ求める請願・意見書は、共産党が紹介議員・議案提出者になっていますが、ことごとく「継続」扱いで、本会議に出てきません。

原発被災地の県議会として、県民の声を受け止める議会といえるのでしょうか。

自衛隊を殺し殺される軍隊に変容させようとするなか、その艦船を含む「災害多目的船の導入を求める意見書」に反対したのは私だけでした。

県JAや漁協、医師会など県内15団体からの「TPP交渉における国会決議の実現を求める意見書」には、未来ネットだけが反対しました。

140701原安課

午後には、原子力安全対策課、放射線監視室からそれぞれ、原発事故収束にかかわる監視体制、県による環境放射線モニタリングの実施状況について説明を受けました。

あすは最終日になりますが、自民党は、「自国の防衛と同盟国等の防衛に対し協力し」、「我が国の安全保障をより一層強化する集団的自衛権の行使容認」を前提とした意見書をきょうの総務委員会で多数で可決し、あしたは本会議で可決させようとしています。

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