県議会中ではありますが、今月29日の日曜日、私も理事を務めている浜通り医療生協の年に一度の総代会があります。
そんなわけで私も議案提案者の一人ですが、この間の事情で議案を固める理事会出席がままならず、文書だけに目を通す日々でした。
毎年そうですが、議案としてまとまると、総代会前に各地域で議案説明会を開催し、きょうは私が住む地域中心の説明会だったので、参加しました。
自宅へ戻る途中、中学時代の同級生が責任者をしている運送会社の営業所に寄りました。「震災前に黒字を続けてきたが、震災後は相双地域の埋め合わせができず、賠償金はあるものの赤字続き。賠償で何とか食いつないでいるが、営業も賠償も先が見込めない」と。
加えて、「われわれいわき市民は被災者なのに見捨てられているのか」と。市内で歩ていると、必ずこうした話が出ることを伝えました。
自宅にもどってからは、今県議会に提出される予定の議員提出の意見書原案に目を通しています。集団的自衛権行使容認を前提とした意見書案や、国の責任放棄を前提に住民の自己責任や消費税増税に頼る地域包括ケアシステム構築意見書案が自民党や公明党から出されるようです。
憲法破壊を平和でも社会保障でも推し進める政府への意見書を、原発被災県の県議会が採択するなど許されるわけがありません。
わが家の庭には、妻が植えているアジサイの花が咲き始めています。今週月曜から家をあけている間の出来事です。