きのう開会した6月県議会は、きょうは議案調査のための休会日。
午前中には、私たちの委員がいない福祉公安委員会での審議になる保健福祉部の補正予算・議案について、概略の説明を受けました。
また午後は、原子力災害時の病院・福祉施設の避難計画について、原子力災害広域避難計画を所管する原子力安全対策課ならびに保健福祉部に現況について聞きました。これについてはスタートしたばかりであり、市町村・国・他県・関係機関との調整によって今年度中に策定したい、との説明です。
教育庁健康教育課には、県内各市町村教育委員会による学校給食の放射線検査について、県としてのとりくみを確認。「学校給食に使用する食材の放射性物質の有無や量を把握するための検査機器を整備する市町村に対して、予算の範囲内で補助金を交付する」ことが県の仕事で、具体的には検査機器購入経費・その維持費・検査要員経費・試料代が対象です。
県として、検査に関する統一的な基準を示してはおらず、各市町村が保護者などの要望や地域の実情などをふまえて実施しています。
学校給食が小・中学校を設置する市町村の責任のもとにあることは承知しますが、ことは原発事故による対応そのものということです。食材の調理前の検査について食材の品目数・測定時間・放射線上限値・結果公表や、調理後の給食1食まるごとの検査は希望する市町村に対して行っている市町村ごとの実情について、まとまった資料はないということなので、まとめるようお願いしました。
その合間に記者会見をしました。