クリーンセンター・復興局・環境放射能研究所

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きょうから3日間、県議会企画環境常任委員会の県内視察です。

福島市の「あらかわクリーンセンター」、復興庁福島復興局、福島大学環境放射能研究所をまわりました。

クリーンセンターは、荏原環境プラント㈱が、設計・建設・運転管理・メンテナンスまで受託し、08年に20年間の運営契約をしている福島市のごみ焼却施設です。

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ごみ焼却による排熱を利用した発電で施設内の電力をまかなったり、近隣への福祉施設への熱供給もしています。

「ごみ焼却」について学校で学び始める市内の小学校4年生が毎年見学にも訪れています。

復興局では「福島の復興加速への取り組み」について、丸山淑夫局長から説明を受けました。ここはまさに課題山積です。当面の対応が必要と説明があった「田村市、楢葉町と川内、葛尾両村の4市町村で、飲料水確保」について聞くと、井戸などの東電による現物補償、ならびに水源・水脈調査ということです。

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また、先だって県が発表した、自主避難者を含めた避難者意向調査結果の受け止めとその対応については、個別の対応は難しいから、様ざまな復興加速の方向を示したなかでの対応とせざるを得ないのが現状、と。

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福島大学では、森林、河川、湖沼、海および大気をフィールドとして調査研究する環境放射能研究所の概要、および「農業環境における放射性セシウムの動態解明と営農に向けた支援活動」について塚田祥文教授から、海洋の放射能の動きについて青山道夫教授から説明を受けました。

ともかく、たとえば海についても、継続した連続したモニタリング調査と汚染水移動の予測などと組み合わせ、しっかりした情報公開が不可欠です。

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