県議会の「子どもの未来創造対策特別委員会」の県内調査の2日目からの参加です。
きょうはまず、喜多方市にある、公共職業能力開発施設の県立テクノアカデミー会津で、その概要と、再生可能エネルギー設備の施工にかかる人材の育成について。
短大専門課程の「観光プロデュース学科」では、地域づくりにもつながる観光開発や企画立案、離職者等再就職訓練事業では、委託事業として介護職員養成科なども興味深いものです。
太陽光設備実習や小水力発電設備の教育訓練の現場も見てまわりました。
会津若松市に移動し、県立博物館へ。1976年開館ですが、20周年の翌年(07年)に公表された「博物館の使命」で、「未来を担う子供たちにも対応したきめ細やかな学習支援」、また震災後に「救出および新たに収集した文化財およびその研究成果をさまざまな形で県民に発信し、地域の誇りをとりもどすとともに、それらを教材として、ふくしまの未来を担う子供たちの育成を図る」とする具体的なとりくみを聞きました。
午後は、2007年に県内唯一の併設型中高一貫校として開校した県立会津学鳳高校。
中学校の定員が1学年90人、高校は240人。なので、高校は150人がほかの中学校からの生徒ですが、こうしたなかでの生徒の学力に合わせた指導、キャリア学習・キャリア教育、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定(2010~14年)校としてのとりくみなどを聞きました。
郡山市へ移動し、「ペップキッズこおりやま」(郡山市元気な遊びのひろば)へ。
東日本大震災によって、運動不足やストレスを抱える子どもや子育て家庭のための施設を視察するとともに、郡山市の「震災後子どものケアプロジェクトチーム」のとりくみ概要を聞きました。