諸団体と懇談/人材不足と不透明な持続的発展/山口県から

140513医師会事務局

【いわき市医師会】

党いわき・双葉地区委員会としていわき市内諸団体をたずね、懇談しました。菅野宗長委員長、高橋あき子市議、宮川えみ子県議、それに私の4人。

きょうたずねたのは、いわき市医師会事務局、いわき市建設業協同組合、磐城林業協同組合、いわき商工会議所、いわき市森林組合、JAいわき市。

140513建設業組合

【いわき市建設業協同組合】

この間、原発・汚染水問題、憲法・集団的自衛権、教育委員会、労働者派遣法、消費税増税、医療・介護問題で党として発表した声明や「しんぶん赤旗」を届けての懇談でした。

どこでも課題として出されたのは、人材不足、それにそれぞれ地域を支える業界としての持続的な発展の方向が見いだせない、ということです。

140513森林組合

【いわき市森林組合】

医療分野での医師・看護師・検査技師、建設業界での「匠」としての職人、林業・商店の後継者の不足はそれぞれに深刻です。

「復興」需要によって今は仕事があるような建設業でも、数年後にどうなっているかは、職人の育成・労務単価のことも含め、見通しを立てるのが難しい状況です。

こうしたなか、将来にわたり、ここいわきの地で暮らし続けるためにも、当たり前の声が通る社会や政治にしましょう、とみなさん。ほんとうにそうです。

夕刻には、きょう・あすと原発被災地視察でいわき入りしている、山口県の医療生協健文会の視察団11人と、浜通り医療生協関係者との、夕食を兼ねた懇談会に参加しました。

きょうは市内の楢葉町仮設住宅の住民のみなさんのナマの声、浜通り医療生協理事長の伊東達也さん(原発問題住民運動全国連絡センター筆頭代表委員)、それに原発労働者の相談にのり続けている渡辺ひろゆき市議の話を聞いた率直な感想なども聞かせていただきました。

ともかく、被災現地で直接聞く話は、重い気持ちにさせられるとともに、そんな思いをもたされる原発をなくさないとならない思いがますます強まった、という話がきわめて印象的です。

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