振り返れば昨年11月1日の「福島県議会議員人間ドック健康診断」の結果、胃部検査で「胃潰瘍 逆流性食道炎 萎縮性胃炎」を認めたので、1か月後再検査を、の判定を医師から。
議会日程や年末年始行事などの公務を含め、いろいろあって、今年の1月24日に胃カメラの再検査で組織採取もしました。
1週間後の31日、検査結果は「正常」だったものの、医師は、胃潰瘍とそのまわりの浮腫様の写真が気になるので、紹介状を書くから別の病院で診てもらいたい、と。
2月3日、その紹介状をもって受診、検査予約し、14日にまた胃カメラと組織の採取。ちょうどその時期は2月27日の2月県議会代表質問の「質問とり」を含めた質問準備の佳境。
検査1週間後の21日の結果聞きには妻に行ってもらったところ、胃がん発見の通告。電話で妻から聞いたわけですが、その時は「何を悪い冗談を」と聞き流し、翌日自宅へ帰ると、ホントの話でした。
27日の代表質問翌日の28日には検査予約を入れ、その診察時に1週間前の結果を私自身が医師から聞き、「治療としては胃切除の手術」と。
その後は検査や診察や手術準備のために議会欠席の届けをし、3月4日からまた検査や診察。
12日の診察で手術日程を決め、17日から入院、19日には胃の一部切除の全身麻酔開腹手術。
4月11日には1か月間の自宅療養の診断書をもらって退院。24日の退院後診察で「開腹して縫ったところの痛みは半年はあるでしょう」と聞かされ、その痛みの克服も念じながら療養暮らしを続け、きょうに至ったしだいです。
早期発見・早期診断・早期治療の大切さとその条件整備の政治的責任については議員になることとはまったく別に働き続けたつもりですが、自ら体験した思いです。
条件整備の政治責任は教育にかかわってもまったくいっしょだと思いますが…
それはともかく、両手に重い物をもったまま20mはなんということはなく歩けるし、887mの山にも登れるし、体力も回復し、食事には気をつけながら、療養期間はきょうでおしまい! と腹を固めたところです。