娘がきのうの3日から6日まで5か月ぶりに帰省していて、きょうはいわきの里鬼ヶ城、差塩(さいそ)湿原、高野(こうや)花見山とぐるっと回りました。
鬼ヶ城は、市内川前町にあり、わが家から車で高速道を使わずに夏井川渓谷ルートで1時間半。標高887mの鬼ヶ城山に、「西コース」から登り、「東コース」から降りました。
全山が花崗岩らしく、登る途中にはあちこちに大きな岩がありますが、「頂上の岩石は特に巨大で、あたかも『城砦』の如く屹立、一見の価値がある」と案内にあります。
登山口手前には、いわき市のマークが入った風車。
頂上からも向こうにたくさんの風車が見えます。
下山後は、大型車は通れない、対向車とすれ違うのも難しそうな狭い山道の道路を通って三和町に入って差塩湿原に立ち寄りました。実はここはたまたま通りかかったのでした。
いわき市指定天然記念物になっていて、「太古の姿を残し、湿原特有のミツガシワ、ミズドクサ、サギスゲなどの植物群を見ることができます。特に5月のミツガシワの開花期の景観はすばらしい」。
ここから国道49号線に抜け、好間(よしま)町を経由して内郷(うちごう)高野町へ。
花見山があるこの場所はもともと炭鉱跡地で、建設残土の処分場として利用されていましたが、オーナーが約8年の歳月をかけて「花の楽しめる場所」として整備し、ちょうど10年前の2004年3月にオープンしました。
私はまだ3度目ぐらいですが、毎年、花の種類もふえ、駐車場も広がり、お客さんもふえているようでした。