記念碑除幕式/非核平和のいわき市

140422記念碑

浜通り医療生協の小名浜生協病院敷地内の小楢林前で「故田畑金光・中柴光泰・北山和也顕彰記念碑の除幕式」に参列しました。

この碑のいきさつは、1985年7月刊の文芸誌『詩季』に中柴光泰・元いわき短大学長が、核兵器は「つまらないらよせ」の詩を契機に、北山和也・元いわき医師会副会長を事務局長に「非核平和都市をめざすいわき市民の集い」(のち、「やっぱり平和非核市民の集い」に改称)が結成され、5か月足らずで請願のための5万8,000余の署名が集まり、これを受けて当時の田畑金光いわき市長が1986年3月市議会に非核平和都市宣言を提案し、全会一致で採択されたことにあります。

3人の遺徳を顕彰し、非核都市宣言がされる運動に参加された多くの市民の功績をたたえ、いわき市が将来にわたって非核平和都市であるためのいしずえとあかしとして、記念碑が建立されました。

140422記念碑前

北山医師は、12年前、現在地に小名浜生協病院が移転新築されて開院した際の初代院長であり、私は当時の病院事務長だった関係です。

140422詩碑

私としては、いわき市でのこうした先人の、「良心に基づいて行動する市民意識の自覚なしには、平和を守る主役にはなれない」(北山医師、『6号線』1986年23号)の意志を引き継ぐ決意を新たにしたしだいです。

式では、清水敏男いわき市長、佐藤栄佐久元福島県知事、小池晃・日本共産党参院議員、広田次男弁護士の祝電・メッセージも披露されました。

140422花壇とクリニック

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