地元紙切り抜き/ほど遠い原発事故収束/「巧妙に誘導」

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今月に入ってからの地元紙を見直し、切り抜きしました。

入院中は地元紙と「赤旗」を毎日、妻に届けてもらって目は通していますが、以前からあらためてチェックして必要な切り抜きをしてもう一度読んで処分しているもんですから。

原発廃炉にかかわる記事を中心に意識しましたが、「(第一原発)5,6号機北側の港湾外で…放射性セシウムが1㍑当たり26ベクレル検出」、「第一原発水位計の異常問題 地上タンク全430基 警報鳴らない状態」、「エネルギー計画閣議決定 再稼働方針を明記『原発ゼロ』と決別」」、「福島第一原発 高濃度汚染水203トン誤送」、「第一原発プラスチック製タンク 汚染水漏れ最大1トン 移送先と別の建屋に」、「第一原発地下水バイパス くみ上げ用井戸で1600ベクレル」、「個人年間被ばく線量推計 林業 最高値の2.3㍉シーベルト」、「第Ⅰ現発ALPS 高濃度汚染水漏えい」、「仮設で70代女性孤独死」、などなど。

全国紙でも報道されているかもしれませんが、ともかく、原発事故収束はほど遠い実態です。政府が原発事故をもはやなきものとしようとする意図は明らかではないでしょうか。

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また注目した記事に、共同配信の「被ばく60年 戻れぬ島民 水爆実験被害 ロンゲラップ島」、また、福島県立博物館長の赤坂憲雄さんのインタビュー記事。

「現状はあらゆる責任が曖昧なまま宙づりにされ、人々の疲労だけが蓄積している。福島の怒りや悲しみの声がまとまらないよう、巧妙に誘導されている」とは、自公政権の本質をついているのではないでしょうか。

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