県立高校の卒業式でした。
私は、地元いわき市の四倉(よつくら)高校に県議会議長代理で出席し、祝辞を代読しました。
3年前の3・11の翌日に、津波の被害にあった四倉商店街や福祉施設をまわって歩き、その後も、避難所となったこの高校の体育館をおとずれていたことを思い出します。
私が病院事務長時代から役員をさせてもらっている社会福祉法人・楽寿会がある地域でもあります。
高校卒業式は、私はこうして毎年、別の高校へ行くのですが、その年の卒業生にもよるだろうし、その高校の伝統もあると思います。共通するのは涙なのですが、ほんとうにそれぞれの特色を感じます。
卒業生の答辞は、卒業直前に仲間の一人が不治の病に倒れたこともあったと思います、いちばん長い話でしたが、3クラスの担任の先生がた一人ひとりへの感謝の言葉が具体的エピソードで語られ、学校生活の思い出も目に浮かぶ具体的場面が語られました。
これからの糧にする意志を強く感じ、思わず「がんばれ!」と叫びたくなる気持ちでした。
卒業生に感謝です。