夜中の地震とけさからの雪と午前中の地震と、また生きた自然と地球の姿を見る思いです。
午前中、縁があって、サーフショップ店主と話をする機会を得ました。サーファーたちがいわきの海を楽しむことと、海岸地域での防潮堤・防災緑地工事との共生の方向を探りたい、との話から、震災直後のこと、写真集や証言集を発行して売上金を義援金にしていること、行政・政治のありようまで、幅広い話を聞くことができました。
海岸法(1956年)が1999年に改正され、それまでの「海岸の防護」だけでなく、「海岸環境の整備と保全」、「海岸の利用」が目的に加えられ、サーファーが海岸利用者として、地域の環境保全、地域振興のために意識的にとりくんでいる側面を知ることができました。
「ところがサーファーは迷惑者と見られたりして市民権は得られていない。海岸地域でゴミが捨てられたりすると、サーファーが捨てたかのようにサーフショップにクレームがある」と、悩ましい話です。
その後、外歩きの予定をやめて、家の中であれこれ思索する時間を過ごしました。とにかく寒いし、雪は降り積もるばかりだし、来週からまた福島市泊続きだし、身の安全を優先です。