政調会/来週は臨時議会と議長選/人件費削減と「サービス向上」の指定管理者制度

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12月定例県議会へ向け、各部局が提案予定の補正予算案や条例案などの考えを聞く政調会でした。

12月定例会は12月3日開会予定ですが、その前に、復興公営住宅や海岸・港湾などの災害復旧にかかる大規模工事の工事請負契約が提案される11月臨時議会が来週13・14日の2日間の会期で開催されます。

きょうは午前中、その臨時会について了承する「各派交渉会」がありました。任期4年の後半に入るあと2年間、私が共産党会派からの委員となりました。その臨時会開催に加え、議長から、14日には任期2年を迎えて辞表する意向が伝えられ、議長・副議長選挙が行なわれることになります。

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その議長が、11月10日付の「しんぶん赤旗」日曜版のインタビュー記事に答えてくれていて、その感謝の意を県議団として伝えました。

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政調会では、保健福祉部、企画調整部、総務部、商工労働部、警察本部、土木部、農林水産部、教育庁、生活環境部の順に部局長の説明を聞き、質疑しました。

12月議会では、各部局が所管する公の施設の指定管理者が提案されることになっていて、私は各部局に指定団体の選定とこの制度の評価を聞きました。判で押したように、「県民サービスの向上に役立っている」との答弁で、指定団体は現在と同じ。

もともと、公の施設が利益拡大を目的としているわけではないのに、実際は人件費削減を中心に経費削減すると同時に「サービス向上」をめざすことが指定管理者制度の目的だと、私は認識しています。

人件費削減と、名目としての「サービス向上」を同時に達成しようとしたら、どんなことが現場に生じるか、検証しなければなりません。

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