決算審査2日目/3班に分かれ/「不用額」/人工島

131024決算第3班

2012年度の決算審査特別委員会の2日目は3班に分かれ、きょう、あすと本庁の審査を続けます。

私の班は、人事委員会、生活環境部、議会事務局、土木部でした。

震災の翌年のことでもあり、職員の疲労・疲弊と不足が言われていたときであり、人事委員会による職員勤務実態調査については、その結果をあとで求めました。

生活環境部・土木部は、被災者・避難者のための仮設住宅・借上げ住宅にかかわる部署でもあります。2012年度を過ぎた今も仮設住宅の修繕・維持・管理が課題のままであり、借上げ住宅にしても県内自主避難者には一部を除いて何の支援もないまま。

そうでありながら、多くの「不用額」として処理されてきたのには大いなる疑問です。

これに関しては、ほかの委員からも、「不用額」の考え方、仮設住宅が避難者の要望に沿ったものだったのか、などの意見も出されました。

土木部では、震災前にムダ使いの象徴として残された人工島(小名浜港東港地区)づくりが、震災後は「復興の象徴」のように扱われ、2012年度も40億円近い整備費がつぎ込まれました。部長説明でも誇らしい報告でした。復興にも、まして被災者・避難者には役に立たないものです。

それにしても土木部では、部長説明後、各担当課長がそれぞれ事業名と実績を、「おもなもの」とはいえ、かなりこと細かに、「延々と」といった感じの説明でした。生活環境部では部長説明後は総務課長が代表して全体のおもな事業実績の説明でしたが、それにしてもぼう大で、それぞれ説明する側もたいへんな労力だと思います。

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