2012年度の本庁決算審査3日目の最終日でした。
第3班の私たちは商工労働部。商工労働部長、観光交流局長の説明があり、それぞれの課長による事業実績などの詳細説明後に質疑。
やはり委員からは、多額の「不用額」について質疑が集中です。
私も、中小企業等グループによる一体的な復旧・復興を促進するための補助が、繰り越しを含めて「不用額」が生じており、補助が現実の要望に応え得るものになっているのか、また、企業立地の促進について、その実情をただしました。
それにしても「不用額」として多額の金額が決算で切り捨てられる現実を受け入れられるでしょうか。同じ事業として翌年度に計上される、とか、基金にもどしてまた支出する、とか、それはそれでいいとして、予算とはいったい何なのか、が問われます。質疑した各委員の問題意識は私と共通していると思います。
午後は、それぞれの班が担当していない部署への質疑をしたい委員の質問通告に基づき、委員全員の出席のもと、質疑がありました。
質問通告した本人がその通告内容の範囲内で質疑するのに、委員全員が招集されるのですが、中身は、個別に確認してくれてもいいようなものでした。
私は質疑内容にかかわることなら私も聞いていいものだと思ってのぞんだら、質疑通告本人以外は聞けないルールでした。
通告もしなかったのでやむを得ません。
県庁隣りの神社は、大震災後の影響によって全部取り壊し、今年5月に再建です。