先週の24日に続き、全員協議会がありました。きょうは東京電力の廣瀬直己社長はじめ、7人の役員を呼んでの質疑です。
今回は90分を全6会派の議席数に割り振っての質疑で、共産党は宮川えみ子さんが14分。
各会派から、汚染水問題、廃炉作業、賠償問題に質疑が集中しました。
福島第二原発の4基を含め、県内原発全基廃炉については、自民党、民主・県民連合、未来ネット、共産党がそろってたたみかけるように廣瀬社長を問いただしましたが、第二原発については「未定」を繰り返すのみ。
柏崎刈羽原発の再稼働申請には、私もその厚顔無恥ぶりに驚きますが、宮川さんが、同じ型の福島原発の事故原因もわからないまま再稼働申請は、佐藤県知事が「国家的非常事態」という認識でとりくむことにはならない、ときびしく指摘。
廣瀬社長は「再稼働も廃炉作業も両方ともちゃんととりくむ」と。
これまた各会派が「東電は少なくとも福島県民にはまったく信用されていない」と指摘しましたが、いっそう、その感を強めざるを得ない姿勢です。