けさはわが家からほど近いバイパス道路出入り口付近での定時定点。私が住む住宅地の隣りの地域党支部の2人と実施。
クラクションを鳴らす人、運転席から手を出して手を振ってくれる人など、すっかりなじみのかたがたも。
午前中は、新日本婦人の会いわき支部の主催で、「チェルノブイリ原発・福島第一原発の視察報告」をさせていただきました。
記録写真をパワーポイントで見てもらいながら話をしました。
質疑はほんとうに悩ましい課題が次つぎと。子どもたちが大学進学者を含めて「福島出身」であることを口に出さないようにしている現実、これだけの事態を引き起こす条件を許した大人の責任として子どもたちへ何をどう正確に伝えたらいいのか、避難地域での帰還を前提にした区域再編は現実的なのか、別の地域で安心して暮らせる保障こそ必要なのではないか、などなどです。
こうして原発事故とその被害の克服すら見えないなか、再稼働とか輸出だとか、原発事故がなかったかのような自民党・公明党政権への怒りは強烈です。
午後は社会福祉法人・楽寿会の役員会に出席。前年度の事業報告と決算報告を承認しました。
居宅介護支援事業・訪問介護・訪問看護の利用者減少と収益減が震災時から続いていますが、四倉(よつくら)地域の法人として、その使命を果たすべく、しっかりと事業継続の方向を確認しました。
その帰り、とある介護事業所の懇意にしている役員をたずね、しばしの懇談。毎度、彼も率直に言ってくれるのですが、「こんな愚痴みたいな話は長谷部さん以外に話しちゃいないんですよ」と。
別に個人的な事情の話でなく、天下国家のあり方の話なのです。時間がかかることを覚悟してたずねるのですが、きわめて貴重なんです。