福島県立磐城(いわき)桜が丘高校の卒業式に出席しました。
祝辞は県議会議長祝辞を代読しました。
ただの代読でもしゃくなので、冒頭、私たちは人類が体験したことのない苦難を味わうことになったこと、一方で、他人の苦しみや困難に寄り添い、共感し、連帯して乗り越える大切さを知り、人との信頼関係を生涯にわたって築ける人間になって欲しい期待を述べました。
また、それぞれ進む道は違っても、どの道もこの社会になくてはならない価値ある道であることも強調しました。
卒業式風景は高校によって違うのですが、これから前へ向かっての涙はまるっきりいっしょです。これからの世の中をつくってね、と、つい強く思ってしまいます。
卒業生の名前を呼ぶのに涙で声が詰まってしまう担任の先生、卒業生答辞でやはり涙で声が詰まってしまう場面。今年の卒業生は、原発震災時に2年生を目前にした生徒たちです。あの時期、「どうすればいいのかわからなかった」という言葉を、子どもたちに繰り返させない世の中にしないとなりません。
そんなことを思うと、復活した自公政権への怒りがおさえられません。