9日・10日と行なわれた党の中央委員会総会で志位和夫委員長は、福島県の実情に触れて次のように報告しました。
「いまなお15万人余の方々が先の見えない避難生活を余儀なくされている福島の苦しみに心をよせ、『収束宣言』を撤回させ、除染・賠償をはじめ、『安全・安心の福島県』をとりもどすまで、すべての過程で国と東京電力に責任をもたせるたたかいを、ともにすすめることが大切であります」。
まったくそのとおりで、私はあらためて、福島の実情を全国へ発信し続けなければならないことを痛感しています。
年が明けてのさまざまな集まりでのあいさつで、「原発事故の風化ははなはだしい」と触れる自民党国会議員もいました。副知事も東京へ行くと、「原発事故などなかったかのような雰囲気すら感じる。時間の経過による風化がいちばん怖い」と、私たちとの懇談の場で言っていました。
また、「収束したのに、(福島県民は)まだ賠償を求めているのか」といった声すら党員が聞かされることもあるようです。
「原発被災者を支援したいが、どんな支援が必要なのか、どんなとりくみが必要なのか、被災者の実情を知りたい」という声もたくさん寄せられます。
福島の被災地を見た全国のかたがたには、地元に帰ったらぜひ地元でその実情を伝えていただきたいと思います。
私も、安心して住み続けられる福島県を取り戻すため、そして「原発事故は人災」と国と東電に認めさせ、「即時原発ゼロ」を政府に決断させるため、この福島から発信し続けます。
きょうは県党の会議があり、そんな議論もしました。
写真はいずれも今年1月25日の県議会委員会視察時のもの。
はせべさん、おはようございます。
原発事故の風化がすすんでいるという話を聞くと泣きそうになります。なんといわれても伝え続けねばと思いを新たにしました。
女性のひろば4月号で、原発作業員の方のロングインタビュー、伊東達也さんの福島レポートを掲載しました。写真の提供ありがとうございました。
ひろばのツイッターで今日の長谷部さんのブログを引用させていただきました。2・3号機は昨年の視察時の写真とくらべてもほとんど復旧がすすんでいないですね…なぜこれで「収束」といえるのでしょうか…。
いつもありがとうございます。
そういえば「ひろば」4月号、ありがとうございました。今ごろすいません。
ともかく、原発作業員、除染作業員を含め、多くの人の苦悩は深まっていると思います。